2013年4月12日金曜日

『L'Étranger(異邦人)』の朗読CD



先ごろ、ずいぶん久しぶりに、L'Étranger(異邦人)の朗読CDを、聞きました。

というのも、周期的にぶりかえす、いつものフランス語熱がまた再発して、何となくフランス語が恋しくなったからです。

といって、フランス語のペーパーバックを読むほど、元気はない。

なにか、もっとこう気軽に、フランス語の響きを楽しめないかなあ、と思って、ごそごそ本棚を探しているうちに、ふと目に留まったのが、 L'Étranger の朗読CDだったのです。

 

L'Étranger は、フランスのノーベル文学賞作家アルベール・カミュの代表作のひとつで、もともと日本でもたいへん人気が高い作品ですが、

文学作品にしては、フランス語がわりあい平易なので、私もフランス語の独学を始めて、たしか3年目くらいで、辞書なしで、最後まで読み通せて、感激して記事を書いた記憶があります。

以来、L'Étranger は、定期的にフランス語が恋しくなる私が、もっともくり返し読んできたフランス語のペーパーバックでした。


ところで、


この L'Étranger(異邦人)のCDは、他ならぬ、アルベール・カミュ自身が朗読しているところが、最大の魅力です。

何年も前、東京駅にあるオアゾ内の丸善の洋書売り場で初めて見かけて、カミュ好き・異邦人好きの私は、いちもにもなく購入したのでした。

当時は、フランス語の聴き取りの教材にでもなれば、という感覚でいましたが、今では、すっかり、フランス語の響きが恋しくなったとき用のBGMになってしまいました。

フランス語は聴きたいけれど、ニュースではちょっと騒がしい、というような晩に、アルベール・カミュの低音ヴォイスが奏でるフランス語の響きは、他に代えがたいものがあります。

フランス語を勉強して、よかったなあ、と心から思える瞬間です。




2013年4月11日木曜日

サッカー選手によるフランス語の学習法



フランス語の学習法に関する、とても興味深い本を見つけました。

それは、学者さんの書かれた本ではなく、意外なことに、海外で活躍するサッカー選手が書かれたものです。

紹介記事によると、彼は、海外メディアのインタビューを英語でこなすだけでなく、フランス語も含め、7か国語が話せるそうです。

しかも、彼は、もともと英語は大の苦手で、まったくゼロからのスタートだったとのことです。

その本は、彼が、どうやって、英語をはじめ、フランス語など7か国語が話せるようになったのか、が書かれた本のようです。



さっそく興味を持って、アマゾンで調べてみましたが、なか見!検索で、目次を読んだだけでも、ちょっと心が沸き立ちました。

思ったのは、なにか一つの分野で極めた人というのは、ものごとの考え方、生き方がちがうんだな、ということです。

その考え方、生き方が正しければ、サッカーであれ、語学であれ、成功するのだ、と強く思わされました。

逆にいうと、私のように、何年やってもフランス語が上達しない者には、学習法うんぬんではなく、物事の考え方、生き方じたいに、根本的な問題があるのだろうと、反省させられました。

それにしても、なんて爽やかな青年なのでしょう。





本当に「英語を話したい」キミへ






目次



はじめに
言葉を話せることでより生活が楽しくなる



INTRODUCTION

僕は英語ができなかった


英才教育には縁がなかった
宿題と試験勉強が大嫌いで、飽きっぽかった
6年間やっても、全然しゃべれなかった
それでも、諦められなかった




CHAPTER① TRY

色々な学習法にトライ、試行錯誤の日々

基礎の参考書からトライ
単語力のパワーアップにトライ
英会話学校にトライ
海外旅行にトライ
とにかくしゃべることにトライ
英語の曲を聴くこと、歌詞の翻訳にトライ
英語の本は必ず朗読!にトライ
イタリア語にもトライ
これが一番大事! モチベーションの持続にトライ
トライした結果、何が見えたのか




CHAPTER② ATTACK

英語をわかり始め、よりステップアップへ


失敗を恐れず、話しかける勇気をもつことへのアタック
生活の中でボキャブラリーを増やすアタック
日常を授業に変えるアタック
会話のテンポを速くするアタック
自分の言葉としてしゃべるアタック
言葉の力を自信に変えるアタック
アタックした結果、何が見えたのか




CHAPTER③ CHALLENGE

海外移籍。英語力もアップ、多言語もマスターへ


海外チームへの移籍にチャレンジ
失敗を楽しむチャレンジ
立ち止まらずに、どんどんしゃべっていくチャレンジ
広く深く、多言語を並行してレベルアップしていくチャレンジ
人を巻き込んでのコミュニケーションにチャレンジ
文化をより深く理解し合うことにチャレンジ
視野をより広く持ち、可能性を広げるチャレンジ
幸せの尺度は自分が決める
未知の世界に恐れず羽ばたくチャレンジ
チャレンジをした結果、何が見えたのか

おわりに
語学を通して新たな世界と出逢う





本当に「英語を話したい」キミへ